自己研鑽だと思っていなくても、趣味とか道楽が仕事になってしまう人って意外と沢山います。
私自身も、趣味というか何気に続けていたことが仕事になっている訳で(全然メシを食えるレベルにはなっていませんが…)
もしかして、これって自己研鑽?!という自画自賛?記事です。
「好きなことを仕事にしたいなー」という方の参考になれば幸いです。
継続は力なり
自分の話の前に、私の母について
母は、わが母ながらスゴイと感じる今日この頃
普通なんだけどスゴイ
何がすごいって、いろんなことを継続してる・できる人なんです!
まず、書道が40年、茶道30年。
合唱(コロナでできなくなったけど)20年、なんとか体操10年。
年数は、ザックリとした私の感覚ですが(^^ゞ
だいたい10年単位で新しいことやって、しかも続けていることが、お分かりいただけるかと思います。
人に教えるなんて無理…と言って、教室などはしていませんが
学童保育やデイサービスなどのボランティアとして教えていたりします。
その他に趣味として読書・旅行、そして、もちろん家事・掃除はキッチリ。
当然カレンダーの予定はびっしりです!
金と時間の余裕があり、友人も多く、人生を謳歌している典型だと思います。
純粋にうらやましい、というか、こんな人生だったら幸せだろうなあ、という人です。
(私とは全然違います…詳しくはプロフィール参照)
ただし、ここが不思議なところなのですが、母の場合自分で「やりたい!」という人ではなくて
他人に誘われて、そのままなんとなく続けてきた結果なんですね(誘った友人は、さっさとやめていたりする)。
どちらかと言えば不器用な部類だと思います。
でも、コツコツ通う、毎日できることをする、できる人です。
なぜか字のうまい父と、なんとなくそれなりの字を書ける私と比べて、昔の母の字は汚かったのですが
今や、全国レベルで表彰されるほどっすよ!
と に か く 「継続」 って素晴らしい!! 強い!!
と、母を見てると思います。
(思うことと、やれることとは違うのですが…( ̄▽ ̄;)
三日坊主は好奇心旺盛なのか?
さて、そんな何気にスゴイ母を持つ私ですが
本当に典型的な3日坊主です!(いばることじゃないですが)
母と逆で、なんとなくすぐできるタイプで、チャチャッとやってポイッとしてしまうんですね。
あと、なんか勝手に、見えない敵と勝負してしまう癖?があって、(勝手に想定した)ライバルがいれば燃えるタイプです。
プロフィールに書いた仕事人間時代は、これが炸裂していた時代だったと思います。
(そして燃え尽きたわけですが…)
母との最大の違いは、ここですね。
母は「私はヘタだし、できないから」という気持ちをずっと持って、少しづつ前に進もうとするヒト(ホントのホントは負けず嫌いだと思います。ただし、自分に対して)。
私は「おーし!できた!アイツに勝った!」で自己満足して、それ以上の成長をしない人間。
その代わり、いろんなことに手を出します。
なんにもモノになりません。
家には、大量の本・雑誌・漫画単行本、画材(ものすごい色の揃った色鉛筆とか絵具とか、でかいパネル)、毛糸つむぎセット&羊毛&機織り機、革細工セット、大量の布&ミシン&型紙&染物キット、オーディオ関連&楽譜&キーボード、などなど
売るほどあります。
(実際に少しずつ売って生活の足しにしております….(´;ω;`)
若い頃は、好奇心旺盛だと思ってたし、なにか仕事にできるだろう、お店とか開けるかもね、と思っていたけど
何一つモノにはなっていません。
それは、継続してこなかったからです。
継続しただけでは仕事にはならないとは思いますが、少なくとも何かのスキルとして得られるものはあったはずです。
三日坊主と好奇心旺盛はイコールではありません。
三日坊主は、ただの三日坊主なのです。
好きこそ物の上手なれ?
さて、そんな私ですが
ある意味、趣味ともいえるものを仕事にすることができました。
「調理」に関する実習講師です。
思えば、小さい頃からとにかく食いしん坊だったので、うまいものを食べさせてくれる親戚の飲食店の手伝いが大好きでした。
なぜか中学生の時にお菓子作りにハマりました。
(甘いものキライだったのに、なぜスイーツだったのか自分でもわかりません。ただし、オヤジの酒ぶんどってブランデーケーキとか作る中学生でした。)
高校・大学のアルバイトは飲食店(当然まかない狙いです)。
友人は料理好き&料理上手が多かった(酒好きも)。
バリバリ仕事人間時代も料理は普通にしてたし、友達や同僚を呼んで家飲みをとかよくしていた。
その後も、食べ物関係の仕事が多く
気がつけば…調理の仕事ゲットしてた、という訳です。
家飲みに来ていた友人が、ふと私を思い出してくれたのがキッカケですが、なんの実績もない資格もない人間を推薦する友人の勇気と、採用する上司のノンキさ….いや、フトコロの深さはキセキのようなものだったと思います。
demo…キッカケもなかったら、何もなかった、ですよね?
この話が決まった時、別の友人が言ってくれたコトバは
「なんでもムダにはならないもんだねぇー笑」
でした。
知らずに自己研鑽できることだってある
と、このように、なんとなく続けてきたものが
人様に教えられるレベルになることもある、ということです。
そして、たぶんずっと好きだったこと、自然に続けていけるものがあれば、いつか何かの役に立つかもしれません。
これって、「自己研鑽」と呼べるんじゃないでしょうか?
誰でも、なにかひとつくらいはずっとやっていることがあるはず。
あとは、誰かの目に触れるようにする
それだけで、いろいろなチャンスが生まれることもある時代です。
「ムダになるものはない」
今回は、この言葉で〆たいと思います。
すごい失敗とか回り道ばかりの人生を送ってきた私でも、自分の力を活かせる仕事を獲得できました。
生活はまだまだ大変だし、これから何があるかわからないけど
このことに感謝して、継続していきたいと思っています(このブログもね)。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よかったら、ご感想・ご意見などをいただけると嬉しいです。