【アファメーション】セロトニン分泌が低い日本人には向かない?!【衝撃の真実】

アファメーション

自分に肯定的な言葉をかけ、「自分で自分を洗脳する」アファメーションは、セロトニン分泌が多い欧米人向きの方法で、セロトニンの出にくい日本人では効果が出にくい。

最近知った衝撃的な事実です。

アファメーションについてはこのブログでも何度か紹介してきましたし、自分でもやってみて効果があるように感じていただけに、衝撃を受けました(大げさ?笑)。

・自分でもどうしようもなく不安を感じてしまうあなた

・どうもアファメーションがしっくりこないあなたは

もしかしたら遺伝的にセロトニンが少ないのかもしれません。

というわけで、

本当に日本人はセロトニンが少ないのか?

セロトニンが少ないとアファメーションは効果がないのか?

日本人向けのやり方はないのか?

などなど…この件について徹底検証してみました!

そもそもセロトニンとは?

「セロトニン」は不安感をおさえ、精神を安定させる働きのある神経伝達物質(ホルモン)です。

また、ストレスや刺激があると増える、ノルアドレナリンやドーパミンなどの神経伝達物質(ホルモン)が働きすぎないようにコントロールする働きもあります。

物質名増えるきっかけ増えた時の人の感情・行動ざっくり言うと
ノルアドレナリン恐怖・驚き興奮・落ち着きがないストレスホルモン
ドーパミン喜び・快楽有力感・充足感脳内麻薬

よく土壇場や緊急時にアドレナリンが出て、ものすごい力を発揮できたり、痛みなどを感じなかったりする、などと言いますよね。つまり、アドレナリンは良いイメージで、「ノルアドレナリン」はその反対のイメージですね。どちらも、本能的な脳の働きです。

ドーパミンは人間に特有なものといえるのではないでしょう

私的には、トランス音楽のイメージ(伝わるでしょうか?(;’∀’))。

いや、それよりゲームに熱中・ドラッグやセックスに没頭している状態というほうがわかりやすいですね。

一応、登録販売者の資格も持っているので、基本用語集を見てみたら(覚えなさいよ(;^_^A )、アミノ酸のチロシンがドーパミンになって、さらにノルアドレナリンと変化するようです。

快楽も度が過ぎれば、体に良くないということですね。よくわかります。

いずれにしても、あまり多すぎると危険なホルモンを抑え、落ち着かせるのが「セロトニン」というわけです。

反対に、セロトニンが不足すると、攻撃的になったり、パニックを起こしたり、「うつ」状態になったり、落ち着きがなくなったりしますし、不平不満を感じやすくなったりします。

なお、「セロトニン」を「幸せホルモン」という人もいますが、私の調べたところでは「幸せホルモン」=「オキシトシン」じゃないかなーと思いました(スキンシップでドバーっと出るアレね)。

「セロトニン」は「幸せな気持ち」を呼び起こすというよりは、心を落ち着かせてくれるホルモンなので、とりあえず「穏やかホルモン」と呼びたいと思います。

(ホルモンに関しては、話が長くなってしまうので、また別の機会に...)

セロトニン出ると眠くなるにゃー

セロトニンの分泌量は遺伝子で決まっていた?

体内にあるセロトニンの9割は腸の中、残り1割のほとんどは血液内に流れています。

脳にあるのは、ほんのちょとの量。しかも、セロトニンの粒(?)は大きいので、他の場所から脳に入ることはできません。

つまり、脳は自給自足でセロトニンを作らなければならないというわけ。

このため、はやり(?)のSDGzではありませんが、セロトニンは回収されてリサイクル利用されています。このリサイクルを行う物質が「セロトニントランスポーター」というたんぱく質です。
 

セロトニントランスポンターを子孫に伝えるための遺伝子にはL型とS型の2種類があり、両親から1本ずつもらうので、組み合わせ的には  LL型・LSSL)型・SS型 の3種類となります。

  • LL型は セロトニン多量・前向き・ストレス大きくても精神安定
         生育環境に影響受けにくい 
  • SS型は セロトニン不足・ネガティブ・ストレスの影響受けやすい
        生育環境に影響を受けやすい
  • LS型は これらの中間タイプとなります
アメリカ日本①日本②
LL32%(163人)1.7%      3.2%
LS型49%(247人)30.1%       32%
SS型19%(195人)68.2%       65%
(人数)   (505人)       (173人)(501人)
研究者クラウス・ピーター
・レッシュ
中村敏昭ほか
(大阪薬科大学)
中山文江ほか
(鳥取大学)
出典1996年
「サイエンス」
1997年 「アメリカン
・ジャーナル・オブ
・メディカル・ジェネリクス」
1999年
ヒト遺伝学
ジャーナル

よくネット記事にもなっている数値は上の表と同じだと思います。

(元ネタとしては、脳科学者の中野信子さんの講演とかなーと推察)

アメリカでの調査は、男女比が93:7と男性が多く、非ヒスパニック系白人が7割程度の調査(だいたいアメリカの人種別人口比率に近いらしい)。

日本の調査①は、女子学生173人を対象としたもの

日本の調査②は、鳥取と島根の19~81歳、女性232人、男性269人を対象としたものです。

まあ、この調査を見る限り、日本人はLL型の人はせいぜい3%くらいで少なく、アメリカの32%の10分の1しかいない、と言えます。

(他にデータないか探したのですが見つけられず…。男女差とか地域差とか絶対あると思うんだけどなあ…このデータだけで判断するのはどうなんでしょう(;^_^A)

セロトニン量って遺伝子でそんなに違うんですかね?

日本人は世界一不安遺伝子を持つ人が多い民族?

さて、先ほどのデータには書ききれなかったのですが、1997年の「サイエンス」には民族ごと、国ごとのデータが載っています。

それによると、L型を持つ人が多いのは アフリカ人>アメリカ人>アジア人 の民族順。

 

反対にS型を持つ人が多い国は、1位が日本で、なんと80.25%!

2位が中国人で75.2%、3位が台湾人で70.6%。

西欧ではぐっと減って、スペイン人が46.8%、アメリカ人44.5%。

一番少ないのは南アフリカ人で27.8%。

S型は「不安遺伝子」とまで呼ばれております。

つまり「不安遺伝子」持ってる人が8割もいるのが、われらが日本人なんです…(;^_^A

理由として、島国&火山列島のため、昔から災害が多かったからではないか、という説もありますが、2番目にS型多いの中国人だから、なんか違うと思うの。

中国人って、地域にもよるけど、日本人よりかなり前向きでグイグイいくイメージがあるのですが…(;’∀’)

アジア民族(黄色人種)の特徴みたいなもんなんじゃないかと思うし、これだけで性格決まるわけでもないですしね.

と、調べておきながらよくわからなくなってきましたが、

とにかく、遺伝子的にはセロトニンの量が少ない特徴をもつ人が多い、というのは確かなのでしょう。

問題は、このセロトニンが少ないことが「アファメーション」とどう関係するのか?ということです。

アファメーションは基本的に鏡の中の自分に向かって行います

セロトニンとアファメーションの関連とは?

アファメーションとは、「自分自身へのいい意味での洗脳」です。

決して今の自分を否定せずに、今の問題を思い浮かべないような「良い言葉」で「良い状態」になっている「自分」を「イメージ」して、「自分自身の脳(潜在意識)」を「書き換え」ていくことです。

アファメーションに関しては他の記事でもご紹介しているので、あまり詳しくは書きませんが、うまくいかない場合、「良い状態」になっている「自分」を「どうしてもイメージできない」ということが多いようです。

つまり、いくらイメージしても「あ、それ無理」と思ってしまう「自分」が邪魔をしてしまうわけですね。

この、「あ、それ無理」と考えてしまうのが、セロトニンの少ない=不安遺伝子の多い人の特徴で、それは遺伝子レベルの問題だから変えようがない、ということらしいのです。

このブログ始めてわかってきたのですが、心理学や自己啓発は、どうしてもアメリカ主体です。

ユダヤ人主体といってもいいかもしれません。

つまり、いろいろなメソッドが元々日本人に合わないことも十分考えられます。

私の師匠もおっしゃってましたが、アファメーションは西洋のめっちゃポジティブな人向け。

たまたま日本人の3%しかいない、ポジティブな遺伝子を持つ人が成功しちゃってる可能性も大いにあります(;^_^A

  ↓ この、トニーロビンスさんのロックコンサートのようなセミナーも私にはテンション的に無理だと感じたもんなー。きっとセロトニンとかドーパミン出やすい人向けです。

まとめ

結論として、データ的にはまだ弱いとは思いますが、民族として我々アジア人はセロトニンの出にくい人種なのは確かで、アメリカ人のようにめっちゃアファメーションの効果が出やすいわけではないようです。

ただ、別記事で紹介したように、セルフイメージアップと自己肯定のために、朝早起きして活動(いわゆる「朝活」)をすると、いろいろな相乗効果があります。

この件に関しては、私自身2か月ほどの朝活で変化を感じているので、近いうちに、きちんとまとめてご報告させていただきます。

追記:朝活効果についての記事できましたので、良かったらあわせてお読みください!


セロトニンは日光を浴びることで出やすくなりますし、ガチのアファメーションというわけではなく、いい感じにセルフイメージを変えるよう、毎日良い形での洗脳を習慣化していくことは、本当に心からおすすめできます。

成功した自分を思い浮かべるのもいいのですが、「やろう!」と決意表明する「プラス思考トレーニング」もやはりオススメできます。

大事なことは、自分を理解し、自分にあった方法を見つけ、そして続けることです。

あなたが自分に合った方法を見つけられますように。

そのために、このブログが少しでもお役に立てればうれしいです!

最後までお読みいただきありがとうございました。

良かったら、コメントなどいただけると嬉しいです。

メールアドレスは公開されることはありませんし、コメントもご要望のない限り非公開となりますのでご安心ください。

    TOPページに戻る

    PVアクセスランキング にほんブログ村
    タイトルとURLをコピーしました