ちょっと恥ずかしいのですが、私の黒歴史を暴露しちゃいます。
実家の改築工事が始まることになり、荷物整理をしたのですが、15～20才くらいの手紙とか手帳を発掘。
まさに黒歴史(￣▽￣;)
読んでて恥ずかしかったけど
その当時も自分なりに勉強したり、もがいていたんだなあ
てか、全然変わってないし…
いやむしろ後退してるかも…
という訳で、自己啓発もっと頑張らねば、と思った話です。
携帯がない時代の恋愛事情
今の若い方には想像もできないでしょうが、私の若い頃には携帯やスマホがなかったので、恋愛には手紙が必須。
待ち合わせも大変で、すれ違いや待ちぼうけは日常茶飯事。
発掘された黒歴史の中にあった、手紙の下書きらしきものを見ると
「えー突然ですが、私○〇日の深夜2時ころ、△△森林公園に行きます。
もしおヒマでしたら、いらしてくださいませ。
たぶんカエルが鳴いてた池のあたりにいると思う。
いろいろ返さなきゃいけない物もあるから、来てほしい」
どんな状況だったか忘れましたが、△森林公園は覚えてます。
だだっ広い公園で、明かりもないような場所ですよ。
丑三つ時の真っ暗な森林公園、カエルが鳴いてた池のそばで、付き合ってた男を待つ女（確か18才）…
こえーわ((((；ﾟДﾟ))))ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
いろいろ返したいものがあるとか、男を引き留めようとするシチュエーションではありませんか(;^ω^)
まあ、この男とはその後1年くらい付き合ってるので、この時は修羅場にはならなかったと推察（覚えてねー）
いやー青春してますね（なんか違う…笑）
でも本当に大変だったんですよ携帯やスマホない時代。
自分で固定電話を設置するのも、権利を買わなきゃならなかった（7万くらいかかる）ので、電話は”高嶺の花”。
大学生でも下宿で大家さんに電話して呼び出し（当然時間は限られます）。
自宅に電話する時も、親が出ないように祈ったり、無事繋がっても電話は居間にあるから、無難なことしか喋れなかったり…。
なかなか電話のハードルが高かったのです。
でも、なんとか親兄弟の目を盗んで電話していたんですねー。
（遠距離恋愛の時、電話代高すぎって何度怒られたことか）
手紙とSNSの決定的な違い
今回自分が下書きししたっぽいものが大量に見つかったのですが
「あーあ、くだらないこと書いてるなぁ…。
と考えた瞬間に、その手紙は紙くずになってしまう
だから、ほとんどの手紙は出されずに死にます。
何度も言うようですが、
私からの手紙を期待するのはムダです。
この手紙も読み返したら、オワリだと思われますねー」
ってのもありました。
ほとんど自分との会話ですね笑
同じ書き出しの下書きが何個かあったので、何度も書いたんだろうな18歳の私。
手紙は書き終えた後、封筒に入れて切手を貼って、ポストに持って行って…その間１日以上かかったりします。
そして相手に届いて、相手から返事がくるまで最低1週間くらいかかる。
この待ちの間の気持ちの揺れ動き
書いたことへの後悔。書かなかったことへの後悔…手紙出したこと自体への後悔…
今思いだしても、胸が苦しくなるほどです。
「離れていると、考えていることが伝わらなくてイヤです。
いろいろ考えたことや、考えた経過を伝えることができず
こんなふうに、結論だけ手紙で伝えるのは…すごくいやなことです。
でも、このまま黙っていたら…どうなるのだろう..？
どうにかなるのか、それもわからない。
あなたが何もする気がないのか？
それとも私と同じで、悩んでいながら何もできずにいたのか？
私が何かするまで待っているのか？
私にはわかりません。
信じているけど、信じてる自分自身に自信ありません」
18才の手紙下書きそのままですが、もしかしたら今より文章力あるかもしれない笑
この距離感と、もどかしさ、伝わるでしょうか？
遠距離恋愛は本当に大変だった。
結局離れてからは1年くらいしか持たなかったなあ…
（その間会えたのは2カ月に1回あるかないか…そりゃムリゲーですよね(;^_^A）
電話がもし簡単にできたら？SNSのある時代だったら？
話したい時にすぐ話せて、嫌なこと言っちゃってもすぐ謝れて…
あるいは、喧嘩ばっかりしてたかもしれませんね(;^ω^)
SNSはSNSでムズかしいことが沢山ありますし…。
止まっても後戻りしても、また始めよう
今回の黒歴史発掘でわかったこと
高校生の時、読んだ本をメモしていたこと
（3年間で223冊読んだらしい。我ながら、この習慣は素晴らしい！）
大学1年の時は、遠距離恋愛に一喜一憂して、会うためにバイトしたり、彼に頑張ってることを見せたくてサークルがんばった
→バイトとサークルで、夏休みもないほど忙しくなり会えずじまい（本末転倒 笑）
意地っ張りで、素直じゃなくて、いろいろやっては投げ出して、みんなの前では自分を出さず普通にふるまい、そしてそんな自分に自己嫌悪して、何度も前向きと停滞と後戻りを繰り返して…
なーんだ、今の自分と同じじゃん。
本当にイヤになるほど変わってない(￣▽￣;)
結局「自己啓発」はムズイ。
変わろうとしても、なかなか変われないのが人間。
でも、よりよい自分になるために、腐らずにまた頑張るしかない。
いつか自分を好きになれるように、
黒歴史を忘れないようにしておこう。
「結局まだダメだった。意地も見栄も捨てることができなかった。
取り乱した私を、外側に出すことはできなかった。
うまい具合に、頭にきてたころ電話かけたら不在だったし…
もう、電話も手紙もごめんです。
電話は、いろいろと話しにくいし、手紙は一方通行だし、出した後、むちゃくちゃ後悔するし
返事がこなければイライラするし、
もう…いいかげん頭がおかしくなってきてしまった。
離れていても、自分のやりたいことや、やらねばならないことをしっかりやれるように、
っていうのが目標だった…と思う。
だけど、どんなにむちゃくちゃ悩んでいても、誰にも言えないし、誰にも気づかれずに、
普通のようにふるまえる自分が大嫌いになりそう。
どうして、私は素直じゃないんだろう？
最近ようやく発見したんだけど、昔から私は誰にも何も言わない子だった。
一番親しい人にもどうしても話せない。
。昔から一人で、自分のなかでだけ解決してきた。
今回もまた、変われませんでした。」
やらねばならないことをしっかりやれるように
昔も今も目指すことは同じ。
でも、今は自分だけで解決しようとする癖が少し直ってきました。
メンターと呼べる人ができ、このブログで自分の気持ちを出せるようになった。
まだ、成長できるはず、そう信じて生きたいと思います。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。
いつでも、みんなそれなりに頑張っている、でもうまくいかないことも多い。
でも、なんとか生きてきた自分をホメてあげましょう。
コメントなどお寄せいただければ嬉しいです。
