【マイナス思考をとことん極めるとどうなる?】どん底から逆転はあるか?

プラス思考

どうしてもマイナス思考になってしまう…

そういう方はいらっしゃると思いますし

また、そんな時期があったりすることはあると思います。

という私自身も、マイナス思考にどーーーーーんと落ち込んでしまうことは、たくさんあります。

ただ、マイナス思考:ネガティブシンキングそのものを否定してしまうことはないと思うのです。

たまにはいいと思うし

ずっとそのままじゃなく、そこから抜け出すことができるなら、マイナスに考えることだって意味がある…

そんなことについて書いていきたいと思います。

マイナス思考とは?

常に最悪の辞退を想定し、心配しすぎるため、決断できない・行動できない

悪いことを想像していまうため、何事も心から楽しめない、集中できない

嫌われたり、迷惑をかけてしまうことを恐れて、人に頼れない、甘えられない

そんなマイナス思考の方は

自分の弱さを見せたくない気持ちも強いため、一人で抱え込んだり強がってしまうことも多いのではないでしょうか?

どうにかしたい、生きづらい、と感じていても、自分ではなかなかどうにもならないのがマイナス思考でもあります。

マイナス思考のデメリット

  • 生きづらい
     自己嫌悪や葛藤することが多く、感情が不安定になりがち
     人付き合いが苦手で、他人の評価に振り回されやすい
  • ネガティブ発言をしてしまい、周囲に引かれる
     みんなが楽しんでいる時にネガティブ発言で、周囲を暗くしてしまう
     ⇒つきあいにくいと思われ、人が離れてしまう
世間の荒波…キツイっす

マイナス思考になる原因

マイナス思考になってしまうのは、元々の性格などではなく原因があります。

生まれ育った環境

親や学校の先生など、否定的な言い方する人はいませんでしたか?

「何をやってもダメなんだから!」

「なんでこんなこともできないの?」

などなど…

小さい頃から、いつも自分のことを否定されてばかりだと、

「ああ、自分ってダメなんだ」と思いがちになってしまうのですね。

自己肯定感が低い

生まれ育った環境にも関係するのですが、

「自分はなにをやってもダメ」と思い込んでしまい、なかなかその考えが打ち消せない状態です。

他人の目が気になってしまったり、誰かと比べてしまったり

とにかく物事を前向きに考えられない。

これってキツいですよね…

ちなみに、国民性なのか、日本人って自己肯定感が低い傾向があるんです。

このあたりに関しては別記事で詳しく考察していますので、よかったらあわせてお読みくださいませ。

トラウマ

こちらも、生まれ育った環境とも深く関わりがあると思いますが、

失敗した時などに強いショックを受けたり、深く落ち込んだり、誰かに激しく責められたり…

そんな経験が心に深い傷を作ってしまうことがあります。

失敗する⇒失敗するのが怖い⇒行動できない

失敗する⇒自分はダメだ⇒自分はなにをやってもダメ⇒どうせ自分なんか…

と、いわゆる「トラウマ」になってしまうのですね(´;ω;`)

意外と相手は気にしてなかったりもするのですが、自分が気になる限り、なかなか悪循環から抜け出せなくなってしまいます。

マイナスの気温…でもキレイな風景ですね

自分を責めすぎないで…

マイナス思考になってしまいがちだとしても、決して自分を責めすぎないようにしてほしいのです(難しいとは思いますが)。

回りの環境や、体験によってマイナス思考になってしまったり、他人からの影響を受けたり、

決してマイナス思考というのは、本来の性格とかじゃない、ということだけはわかってほしいと思います。

また、病気によってマイナス思考になっている方もいるので、一人で悩まずに、病院に行ったり、カウンセラーなどに相談することも考えてみることも必要なのではないでしょうか。

気分障害や不安障害によって、マイナス思考になってしまう人もいる。

米国で、この病気の人を対象に大規模な調査を行った結果。

研究チームは、気分障害もしくは不安障害と診断された成人の患者と、健康な成人の脳の活動を比較した過去の研究226件から、9000点を超える脳スキャン画像を集め、分析した。この種の調査研究としては過去最大規模のものだという。

その結果、患者グループでは、脳の領域のうち、これまでの考えを止め、新しい考えに移る働き(論文では「認知コントロール」と呼ばれている)を担う領域の活動が異常に低く、「情動的な思考や感情を処理する」領域は活動が異常に活発だったことが分かった。

Forbes Japanより引用 著者:David Disalbo

活動が異常に低かった「認知コントロールを担う領域」は、感情や行動をコントロールする領域で、下前頭頂などが含まれている。

活動が異常に高かった「情動的な思考や感情を処理する領域」は「戦うか逃げるか」の反応を担う左の偏桃体が含まれている。

感情のコントロールをするのが苦手、同じことを何度も繰り返したり、ネガティヴな感情にとらわれやすい。

詳しく知りたい方は、下の記事もチェックしてみてください!

マイナス思考は悪いことばかりじゃない

さて、いろいろ生きづらいことも多いマイナス思考ですが、悪い面ばかりではないと思うのです。

知人が言っていた言葉を借りると

「ネガティブな人は、行動を起こせば成功する

なぜなら、事前に失敗する原因を全力で排除しようとするから」

とのこと

ただし、あまりにもネガティブすぎると、自分に言い訳ばかりして行動しようとしないのが欠点。

ポジティブすぎる人は自己評価が高すぎるから、行動するだけで自己満足してしまうのと正反対(^_^;)

ネガティブな気持ちで計画を徹底的に作る

⇒失敗要因をツブして、ちょっとポジティブ

⇒よっしゃああ!と行動してちょっと失敗

⇒再びネガティブ

⇒考えなおして、またポジティブ

これって、よく仕事のやりかたで言われるPDCAそのものじゃないですか?

P:plan(計画) D:do(実行) C:check(評価) A:action(改善)

ネガティブな人は、軽率な行動をしないので、リスク回避をしやすいのは確か。

悩む期限を決めて、目の前のことに集中すると、行動しやすいのではないでしょうか。

また、他人の言動を気にするマイナス思考の方は、他人の気持ちに気づきやすく、人の気持ちに寄り添える方でもあると思います。

あなたはどう感じましたか?

よかったら、ご意見・ご感想をお寄せください。

    TOPページに戻る

    タイトルとURLをコピーしました