アファメーションを見たり聞いたりしたことはあるけど、なんだかアヤシイ気がする。
自己啓発セミナーとか教材でアファメーションって、洗脳されたり、だまされたりしそう。
と思っている方のために、アファメーションに関する疑問・不安要素を徹底的に調べてみました。
これを読むと、アファメーションのイメージが変わるかも?!
アファメーションとは?
「アファメーション」とは、自己啓発における「自己肯定」のために行われるメソッド(手法)です。
「自分自身への肯定的な宣言」「自己暗示」として、通常「私は成功者です」などの肯定的な言葉を口に出して行うのが特徴です。
言葉を自分自身に向けて発する(鏡に映る自分自身に向かってやる方法もある)ので
- 人に見られると「何やってんの?」と引かれそう…
- セミナーなんかだと、みんなで叫んでいるイメージ…
- 実際は違うのに、理想の自分の姿を唱えなさい、とかムリ
- 宗教とか洗脳みたいで気持ち悪い…
というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
定義としてのアファメーションは、英語のaffirm(アファーム)=「事実であることを明言する」が語源で、自分に対して「○○が事実だよ」と断言したり、宣言したり、確約するもの。
ただ、潜在意識を書き換えるとか、無意識レベルに働きかけるとか、見えないものに対して行うので
「怪しい!」「オカルトっぽい!」「スピリチュアルとか苦手…」「宗教?」「洗脳?」
と思われやすいものであります。
では、本当にそうなのか?もっと詳しく見てみましょう。
アファメーションはどうやって生まれたか?
「コーチング」の概念を作った、アメリカのルータイスさんという方が、「アファメーション」の元祖です。
ということで、「コーチング」と「アファメーション」を並べると…
あら不思議、一気に怪しさが激減すると思いませんか?笑
ルー・タイスさんによると、「アファメーション」とは「言葉を使って現実を望む方へ導く”自己変革法”」なのだそうです。
「具体的な想像」が「現実」になる、それを「言葉の力」を使って行うのがアファメーションの本質。
また、言葉に出すことで「目標」を明確にし、より強いイメージを持って努力することができます。
自分に対して目標を達成した「自分」を明確に示す、つまり、決意表明でもあるのですね。
そう考えると、アファメーションって特別なものではないような気がします。
「元旦の誓い」とか「2学期の目標」的なものと同じ?で、3日坊主にならないようにする方法だと思えばいいのではないのでしょうか?(いいのか?そんな単純に考えて(;^_^A)
アファメーションの効果と言われているもの
さて、元祖ルー・タイスさんから生まれたアファメーションは、現在様々な方法で行われています。
方法によって違いはあると思いますが、一般的にアファメーションの効果と言われているものを整理してみます。
- 自己肯定感が高まる
- 自分の願いや目標が明確になる
- 行動力がアップする
- ポジティブになる
- ★なぜかよいことが起こりだす
最後の★はどうなの?というか、そういうこと言うからアヤシイって言われるんじゃね?というものなのですが…
目標を明確にして、なりたい自分を思い描くことは、悪いことではありませんよね。
スポーツだとわかりやすいと思いますが、たとえ失敗したとしても、努力したりしたことが成長につながりますから。
アファメーションは洗脳と同じ?
よい方向に洗脳するのがアファメーション。
そう考えても間違いではありません。
アメリカの心理学者シャド・ヘルムステッター博士の研究によると
私たちは、生まれてから成人するまでに、平均14万8千回の否定の言葉を聞かされ、それが潜在意識にプログラムされてしまっているそうです。
潜在意識にプログラムすることを「洗脳」と呼ぶなら、私たちは、かなり「ネガティブな洗脳」を受けて育ってしまうわけですね。
だとしたら、逆によいことを自分自身に言ってあげてもいい、いや、言ってあげないといけないのではないでしょうか?
自分で自分を洗脳してもいいんじゃない?
私たちの脳は、目にしたもの、聞いたこと、触ったもの、感じたもの、すべてを区別することなく記録しています。
脳は、良い・悪いを区別しません。
脳は、過去と現在・未来といった時間の区別もしません。
脳は、空想か現実かも区別しないのです。
つまり、良いことを、たとえ現実じゃなくても、今とは違う未来にそうありたい、と思うことを
脳にガンガン入れていっても、脳は普通に受け入れてくれるのです。
どうせ全部脳に記録されるなら、良いことをどんどん言って洗脳しちゃってもいいんじゃないでしょうか?
といっても、潜在意識は脳の97%で、私たちが使っている脳はたった3%とも言われます。
潜在意識を書き換えるのは簡単ではありません。
たからこそ、効果的な方法が必要となるわけですし、怪しくないアファメーションを選ぶ必要があります。
効果的な方法については、別記事にまとめましたので、ご興味のある方は是非ご覧くださいませ。
アファメーションについて、ご意見・ご感想などありましたら、コメントいただけると幸いです。